それは、ずばり!過度なダイエットです。
ごめんなさい!これは私の経験からです!
まず、子宮筋腫を持っている人で、症状がでるとしたら、生理過多による貧血です。
貧血は、ダイエットによる栄養不足によっても加速されます。
貧血は、全体の血流を悪くするので、下半身も腰回りが中心に冷えてきます(経験済み!)
すると、東洋医学でいう「オ血」の状態が続き、子宮筋腫による症状は、さらに悪化することが考えられます。
これでもうバッドループの完成です。
もし「すぐに手術しなければならないほどではないけれど、子宮筋腫があるので、定期的に検診を受けてくださいね」なーんて先生に言われたことがある人は、食事量を減らすという無理なダイエットは控えてくださいまし。自戒をこめて!
でも、体重コントロールは大切です
子宮筋腫を治療する際に、多くの方は、生理を止める治療を受けると思います。
その薬の副作用はきついですし、体重増加も私はしました。
女性は女性ホルモンによって心も体も大きく作用されますよね、子宮筋腫は特にエストロゲンによって成長するという医学的な見地もあることから、長期的なホルモン療法では、プロゲステロンを増やすという方法が取られる時もあります。
エストロゲンは痩せるホルモン、プロゲステロンは脂肪をつけるホルモンなので、これまた生活をきちんとコントロールしなければ、体重増加につながってしまいます。
しかし、栄養をしっかりととらなければ、血流が悪くなるということで、私が採用した食事方法は、先生のやせ体質になる。ちゃんと食べるダイエットです。食事の内容より、まずは食べる順番を変えてゆくというもので、
そして、やってはいけないことのもう一つは、健康のために取り組んでいることを盲信すること、です
例えば、便秘解消にと本格的なアロエジュースを飲んでいたら、妊娠中の便秘に悩む方も多いと思います。
便秘解消に効果があるアロエは、皮に含まれるアロインに子宮収縮作用があることから過剰に摂取しないように気をつけてください。
市販のアロエヨーグルトなどは、アロインを除去しているので問題ありません。
肥満女性がホルモン代謝異常をきたす機序としては
- 卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)は脂溶性のホルモンであり、過剰な脂肪細胞に貯蔵されてしまうこと
- 脂肪細胞には男性ホルモン(アンドロゲン)を女性ホルモン(エストロゲン)に転換する作用があること
- 肥満に伴いインスリン抵抗性の増加による高インスリン血症が、副腎での男性ホルモン産生を増加させること
などの変化が、視床下部—下垂体—卵巣系のホルモン異常を引き起こし、排卵障害・月経異常をきたすと考えられています。
http://www.w-clinic-sapporo.or.jp/contents/s_m_6-44.htm
適性体重を意識することは、ホルモン調整の視点からも大切なようです。
飲むのを気を付けるべきサプリメント
子宮筋腫は女性ホルモンの刺激によって成長するということが、現在の西洋医学でわかっていることなので、女性ホルモンに関するサプリメントは、用法容量を守って飲むか、サプリメントは栄養素が偏りがちなので、食物でとる方法を選択していくほうがベターかと思います。
女性ホルモンを増やすためのサプリメントといえば、大豆イソフラボンや、プエラリアが有名ですが、それ以外でも、実は女性ホルモンに刺激を与える成分が含まれているといったケースが多々あります。
それが、私が二回目の筋腫を育ててしまったのではないかと、猛反省をしているのが、ローズヒップ由来のサプリメントです。
ローズヒップには脂肪を減少させる効果があるとかで、機能性表示食品として販売されていたので、冬に3ヶ月ほど摂取していましたが、春になると子宮筋腫の症状が爆発。
これが原因ではないかもしれませんが、ダイエットに良いと安易にサプリメントを摂取することが怖いなって思ったきっかけでした。
それから、いろいろと自分が飲んでいた健康食品を検証し、また飲まなくとも、女性ホルモンに作用する成分が含まれている健康食品を探したら、思った以上にあり、びっくりしています。
例えば、漢方の王様と言われるほど、気を与えてくれる高麗人参ですが、含まれているジンセノサイドはエストロゲンのように作用することがあります。
エストロゲンの増加によって、症状が悪化する病気である場合は、朝鮮人参を摂らないでください、とパッケージに書かれていました。
先ほど書きましたローズヒップもハーブティなどに多く含まれていたりしますし、マッサージオイルに使用されていることもあります。
ただ、これらは、自然のままを使用するのであれば、成分が極端に増えることもないと思いますが、サプリメントになると、成分が抽出されて、許容量を容易に超えることもあるかと思いますので、服用するときには気を付けなければいけないと思います。
また、ビール好きの方には悲しいお知らせ(特に私(ノД`)・゜・。)です。
ビールに含まれるホップには、「フィストロゲン」という成分が含まれており、女性ホルモンに似た働きをします。
少量であればよいと思いますが、飲みすぎにはくれぐれもご注意を。
過剰なサプリメント摂取はNG
口から食べたものは全て「肝臓」を必ず通ります。
肝臓の働きは多岐にわたるのですが、薬を分解吸収するのも、肝臓が担当します。
よって、薬を摂取しすぎることで、肝臓の数値が悪くなることがあります。
肝臓というとアルコールの過剰摂取が原因と思われますが、サプリメントの過剰摂取も原因の一つになります。
身体によいと信じて、たくさんのサプリメントをとることは、肝臓が過剰に働くことになり、数値が高くなって手術の安全性にも左右される可能性があるので、
特に手術が決まった人などは、漢方などであっても、摂取していてよいか、は、血液検査をみながら病院の先生と相談されることをおすすめします。