久しぶりの更新となりました。
2017年に「脱☆病院」「脱☆ホルモン剤」を決意し、様々な治療を試みて、2018年、地道に観察の一年を過ごし、ある程度の原因と結果を得ることができたので、今日はそれらをまとめてみたいと思います。
まず、現在の子宮筋腫の状態ですが、病院に行ってないので、不明です。
ごめんなさい!「脱☆病院」をした理由は、2度にわたっての手術と、ホルモン療法を受けた結果、西洋医学の治療方針は「症状の緩和」であって、症状が出ていないと、治療する方法がなく、
子宮筋腫ができやすい、と言われつつも、子宮筋腫を防ぐ手立てはなく、成長したら切る、成長しないように薬を飲む(効果なかったけど、、、)、出血が増えたら、とにかく鉄剤を処方しましょう。
これって、根本的な解決には全然なっていないことに、2017年の夏に、衝撃の事実として認識してから、病院には行っていません。
病院で検査をしなくなってから、自分の身体の状態に、本当に敏感になりました。
排卵期、どちらの卵巣で排卵したか、が、感覚でわかるようになりました。(どちらかのお腹の奥がズキンとしたり、片方だけ腰痛になったりする)
出血が多い生理の時は、自分の身体を観察しまくって、貧血度合いを知り、まずは「無理をしない」と、仕事をセーブしています。
貧血防止に、沙棘ジュースは本当に役立っています。月々3000円の計算になりますが、病院代のことを考えると、(薬の副作用緩和のために試した様々なサプリメント代を考えると)私は「安い」を結論づけています。
皆さんも経験されておられると思いますが、鉄剤を服用している間の内臓の重たさと、排便の辛さ。鉄剤の服用をやめた後にも、しつこく続く「重だるさ」と、なによりの体重増加。これらの辛さをなくしてくれるなら、月々3000円が、安すぎる!と思っています。
▼鉄剤に悩まされた日々を備忘録しています
[card url=https://www.love-be-body.com/womb/kinsyu-2nd/anemia/condition03.html]
また、子宮がんを患ってしまった友人と共に、悪性筋腫についての勉強をさせていただくようにもなって、たくさんの要因が叫ばれているなか、実はとってもシンプルな答えを出すことができました。
万病のもととなる原因。
それは、冷えです。
「知っています」
っていう声が返ってきそうですね(笑)
子宮筋腫の原因を探っている方々にとって、もう知っている、と言われることと思います。私もそうでした。知っていました。知っていたのですが、実感していなかったのです。
知識でしっていても、それが本当の知識になるのは、体感しかないと思います。原因が冷えだと知って、夏でも靴下をはいて、半身浴を長時間して、ホットヨガに通って、生姜をたくさん食べているかもしれませんが、
「不正解です」
とお伝えするしかありません。
もちろん、楽しんで行っていることであれば、OKなのですが、何かを改善させたくて、努力している行為は、今日でお休みしてください。
病気を患ったときに、精神論を持ち出されることが辛いのは、自分は充分に体験しています。誰に何を言われても、反発でしかなかったのですが、究極を経験すると、お手上げせざるを得なくなってきます。
冷えの原因は、ストレスです。
もうひとつ。
冷えの原因は、自分自身が自分を攻撃している心の現れです。
私は33歳が子宮筋腫の症状のピーク&手術を行いましたが、29歳の頃に行った検診では「筋腫の種のようなものはあるけれど、40代くらいかな、対処する必要がでてくるかもしれないから、頭の片隅に置いておいて」をお医者さんに言われていたことを思い出しました。
そこから、2,3年で急成長させてしまった原因は、、、
「自己否定」だったと思っています。
子宮筋腫の原因って何かご存知ですか?
原因さえわかれば、対処できるのに、いろいろと調べるうちに、西洋医学と東洋医学の視点で真っ向とぶつかるので、混乱が生じます。
西洋医学の見解だと、子宮筋腫の核は、遺伝子情報に組み込まれているので、そこが女性ホルモンの刺激(特にエストロゲン)によって成長し、発症するというもの。これは、エストロゲンの働きが低下する閉経期に筋腫が縮小するという事例から、このような仮説の元、治療が進められています。
よって、手術で子宮筋腫の核を取り除く前に、薬で一時的に閉経状態をつくる方法がとられます。私自身、二回の子宮筋腫手術のまえに、3ヶ月ほどのリュープリンを経験していますが、二回とも、2センチほど小さくなっているので、ある程度の効果があるのだと思います。
東洋医学の見解だと、生活習慣病の一種で、冷えからくるオ血や血の巡りの悪さが原因の一つだと考えられています。子宮筋腫は時に重度の貧血を伴います。このことによってさらに血流が悪く、子宮筋腫が育ってしまうのではないかと思います。
西洋医学だと、遺伝的なものだし仕方ないよって言われているようで、少しほっとしますが、東洋医学だと、あなたの生活が悪い!と気持ちがすっかり落ち込んでしまうのですが、自分なりに記録を引き出しながら、子宮筋腫の原因と、またその対策を考えてゆきたいと思います。
自分なりに原因を検証してみました。
1度目の子宮筋腫が発覚した時は、重度の貧血による内科の受診から発覚しましたが、その頃、彼とお付き合いがはじまったということもあって、低用量ピルを摂取しはじめたんです。もともと低用量ピルは女性ホルモンを抑える働きのはずが、それがきっかけになったのではないかと、反省しています。
2度目の子宮筋腫のときは、ローズヒップ由来のサプリメントを摂取していました。ローズヒップは体脂肪が減るといった効果を期待してのことだったのですが、安易なサプリメント摂取が、子宮筋腫を刺激してしまったのかもしれません。
どちらも、何かしらの女性ホルモンを刺激したことは間違いありません。女性らしい体を作りたいからと、安易に女性ホルモンの摂取を増やすことは、怖いことなんだと思っています。もちろん、これはサプリメントに限ったことです。飲食に関しては不自然に大量とかではなければ、特に気にする必要はないと思っています。
そしてもうひとつ、規則性をみつけました。
それは、やはり、冷えです。
私が毎回発症しているのは、春です。冬の寒さで血の巡りが悪くなり、排せつ機能も低下して、腫瘍が成長してしまったのかもしれません。
アーユルヴェーダのチェックシートでも、私は「カファ100%」です。
カファの人の特徴は、
一般に体格がよく、肩幅・腰も大きい。大柄、骨太。
手足の血管も見えにくい。
太りやすい体質で、体重も比較的重い。
色白で、肌質は冷たくしっとりしていて滑らか。比較的丸顔で顎もしっかりしている。
髪は黒く艶がある。白髪にはなりにくい。
目は大きく、まつげも長い。歯は大きく、歯並びも揃っている。
体力や持久力に優れ、我慢強い。
特にカファは春に症状が出やすいらしく、冬に溜めた毒素を、春に一生懸命消化し、エネルギー不足になって倒れていることが多いです。
この診断をみつけたときは、めちゃくちゃ当たるといわれる占い師さんの話を聞いているようで、ちょっと興奮しちゃいました(笑)
もう一つ、心当たりがあるのは、内臓下垂です。20代のころに腹痛で内科に行ったとき、レントゲンで内臓下垂を指摘されました。ずっとパソコンの前で座っている生活が続いていたので、その頃からヨガをはじめ、腹痛は解消したのですが、内臓下垂は骨盤内の血流を悪くするので、子宮筋腫の原因の一つともいわれています。
これらを振り返っても、子宮筋腫に冷えはとても悪いものだと思われますので、これを念頭に、対策を考えてゆきたいと思います。