ここ数十年、日本でも教室がたくさんうまれ、一般的になりつつあるヨガ。
マタニティヨガもあるように、ヨガはメジャーな運動方法となっていますが、本当に身体を鍛えあげることのできるスポーツはご存知ですか?
それは、ピラティスです。
ピラティスとヨガは似ているようで、性質が異なるもの
ヨガにかたちは似ているので、混同されがちですが、
-
ヨガはもともとインド生まれの精神修行を目的につくられたもの。
-
ピラティスはドイツ発祥で、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したリハビリ運動であり、肉体重視です。
ピラティスは、正しい骨格を意識しながら、インナーマッスルを鍛えます。
心の安定を求め、ゆったりとリラックスするならばヨガ、
肉体を鍛錬して強い筋肉を維持したいなら、ピラティスがおすすめです。
子宮筋腫を改善したいなら?
特に子宮筋腫を持っている私たちが鍛えるべき筋肉は、腹筋です。
実は、子宮筋腫を患う数年前に、満席的な腹痛に悩んだとき、内科を受診したらレントゲン撮影があり、先生の一言。
「うーん、内臓が全体的に落ちています」
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
今思うと、その頃の仕事も(安定の)PC作業が多く、特にこれといった運動もしていなかったので、腹筋がゆるみ、内臓が物理的に、下へ落ちてしまっていたのでしょう。
このことが、子宮を圧迫して、血流不足、つまりは冷えに後押ししていたのかもしれません。
反省( ;∀;)
ということで、とにかく腹筋!腹筋を作ることもやってみようリストに挙げてみました。
ちなみに、筋肉が衰えると代謝が下がって、体が「冷えやすく」なるんです。
冷えは、免疫力が低下するばかりか、血流が悪くなるためにくる、
-
肩こりや腰痛、
-
頭痛、
-
生理不順、
-
生理痛、
-
果ては子宮に関する疾患まで
誘発する場合があります。
冷えが悪いことは、多くの女性が知っていることですが、靴下を3枚履きしたり、足浴を毎日することより、もっと効率的に体温をあげることができるのは、ピラティスです。
ピラティスは”インナーマッスル”を鍛えます。
インナーマッスルは、赤筋と呼ばれ、身体の中心に近い部分、例えば股関節や肩関節、背骨についている小さな筋肉です。
関節がはずれないように固定したり、血液を循環させたり、身体の熱を生産したりする役割を果たしています。
インナーマッスルを鍛えて筋肉が1kg増えると、基礎代謝が1日50キロカロリー増えるといわれてるので、ダイエット効果にもつながりますよ。
ピラティスでおこなわれるエクササイズのほとんどは脊柱 (背骨) や骨盤の動きに焦点を当てる動きを取り入れられて、どの動作もお腹を意識的に締めて行われることから、お腹周りのインナーマッスルも重点的に鍛えられます。
これはピラティス独特の呼吸法で、ベッドに寝ころびながらでも鍛えられるリハビリを目的とした体操方法の所以となり、主にアライメントを整えることに重点が置かれているんです。
余談ですが、アウターマッスルとはスポーツのときに使うような身体の外側を覆っている筋肉のこと。
赤筋に対して白筋と呼ばれています。
外側の筋肉を鍛えると、全身が筋肉質になりますが、インナーマッスルを鍛えると、しなやかで女性らしい体づくりもできますし、なにより姿勢がとても綺麗になるので、生活の質もぐんとあがります。
一日3つほどのポーズからでもはじめられることをお勧めいたします。
どこで学ぶのがおすすめか
私は、ホットヨガに数年通っていたことがあり、(思い起こせば、通っていたこの数年が、今までの人生で一番体調が良かった(涙)。。。
私が通っていたスタジオは、日本全国でも比較的スタジオが多いホットヨガスタジオ L A V Aです。
スタジオにもよると思いますが、週に5回ほどはピラティスのレッスンがあり、通い放題や月に4日のプログラムに参加できるプログラムに参加すれば、ピラティスを受けることが可能です。
例えば、自宅でこれ一冊できちんとわかるピラティスなどの書籍やDVDを買ってくる方法も一つだとは思いますが、
ピラティスに関しては、お腹に力を入れるという感覚を持ちながら、とても簡単な体の動かし方を繰り返しますが、大前提となる「お腹に力を入れる」という感覚は、体験コースだけでも良いと思うので、きちんとインストラクターの指導を受けるべきだと思います。
ピラティスはシンプルなので、すぐに覚えられるかとは思いますが、大前提を習得していないと、負荷のかからないただのポーズになってしまうので、注意が必要です。
身体が筋肉の使い方を覚えられるまでは、専門家に通ったほうが安心だと思います。
鏡をみながら一人でエクササイズをしてみても、人から見て思った以上に真っすぐになっていないこともあって、腰を痛めてしまいかねませんから。。。(経験談です( ;∀;)ハイ)